日本結合組織学会
>>日本結合組織学会TOP
トップページ
入会案内
理事長・会長挨拶
学術大会
機関誌(CTR)
本学会学術賞
会員・歴代理事長


会員専用ページ




メンバーログイン

生化学工業株式会社

 
  理事長挨拶
理事長挨拶
平成28年4月吉日


日本結合組織学会 (JSMBM) 理事長
東海大学医学部 再生医療科学 教授
同大学院 マトリックス医学生物学センター長
稲 垣   豊



 この度、4月1日付けで鍋島一樹先生の後任として日本結合組織学会(JSMBM)の理事長を拝命いたしました。半世紀近くにも及ぶ伝統を有し、マトリックス研究会との発展的統合を果たした本学会の理事長を努めることは、たいへんな名誉であるとともに責任の重さも実感しております。
 まずは、平成23年6月から4年半の長きにわたり理事長としての重責を担ってこられた鍋島前理事長のご尽力とご功績に対して、心からの敬意を表します。鍋島先生の卓越した実務能力とバランス感覚あふれる手綱さばきにより、(旧)日本結合組織学会とマトリックス研究会とは長年の懸案であった発展的統合を果たし、統合直後の最も重要かつ難しい時期を乗り越えようとしています。

 細胞外マトリックスは、単に組織や臓器の形態を保持するのみならず、全身の細胞の発生・分化・増殖・老化等に深く関わり、生命活動に必須であることが明らかになりました。しかしながら、慢性炎症に起因するマトリックスの動的変容は臓器線維症や動脈粥状硬化症などを引き起こし、今やその総死亡数は癌患者を凌ぐと言われます。また、今日の超高齢化社会において、骨・関節の変性疾患は日常活動に支障をもたらし、身体機能の低下とともに多くの内臓合併症を引き起こします。さらには、腫瘍の発生や進展機序を理解する上で、また今日の再生医学の発展と再生医療の実現化にとっても、マトリックス生物学や結合組織研究が果たす役割が一層注目されているところです。

 さて、歴史は単に古いことが尊いのではなく、その間に何がなされたか、またこれからは何を目指していくかにより評価されるものと考えます。いよいよ本学会は、今後の目指すべき方向性を深く議論し、さらなる展開を果たすべき時期に差しかかっておりますが、物事の価値観や学会のあり方も多様な時代にあって、世代を越えて学問をいかに継承していくかを常に念頭に、これまで以上に中堅・若手の先生方に活躍頂けるよう、学問を楽しんで頂けるように努力いたす所存です。
  先生方におかれましては、お気づきの点があれば忌憚のないご意見をお寄せ頂き、よろしくご指導の程お願い申し上げます。



   
  日本結合組織学会事務局
〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町194-502 学協会サポートセンター内
Tel. 045-671-1525  /  Fax. 045-671-1935 /e-mail.
jsmbm@gakkyokai.jp jsctr@gakkyokai.jp
Copyright The Japanese Society for Matrix Biology and Medicine. All Rights Reserved.